_eyeronyだけが愛だった_

笑えない過去と、それからの事

わたしが消滅する

苗字が変わる。

これまでの私の氏名は消滅する。

 

なんかそう考えると、これまで29年間共にした名前が紙切れ一枚でフッと、なくなってしまうのってちょっとだけ怖いなあと思う。

 

そんな時間を迎えるまであと数時間あまりで。

 

この名前でここまで生きてきていろんな事をしてきたけど、これからは違う苗字を与えられた新しい氏名でどんな事をしていくことになるのかと考えると感慨深いのと、出来るだけ楽しいことと良いことを重ねて生きたいと漠然と考えている。

 

物怖じする性格、予期不安でどうしようもなくなるところ、そういう気質はまああるんだけどそれでも名前が変わることでこれまでの業とか足枷みたいにつきまとうモノとか全部おろして良いんなら、いや、良いよってされたい。勝手にそれで良いことにしようか。

 

ただ、そんな業や鬱陶しいものにまで多少の馴染みとか、腐れ縁のような気持ちを持ってしまっているから結局のところつきまとうような、そんな気がする。

 

大好きな女の子が言っていたように、十代の時大人になればなくなると思ったドロドロした嫌なものはハタチになってもついてきたし、アラサーになっても、そしていまも、変わらず在るものとしてなくならないと。でもだからいけないのではなくて、それといかにして共存するかが重要で。なんとかなるよね。

 

こんなお堅い物言いで書いてはいるけど、

実際私の頭の中は今最高潮の気分になっていてだって子供の頃からの夢が叶うんだから。

 

大好きなGLAYの、GLAYの日に結婚したい。

 

それが叶う事だけでもう私おなかいっぱい。

 

子供の頃からずっとGLAYの音楽とともにここまで生きてきて、何があってもずっとGLAYがそこにはあって、裏切るものがたくさんあっても何があってもGLAYは裏切らなくて、ただ程よいところに寄り添ってくれる。それがGLAYで。

 

そんな素敵な日に人生賭けて、

気持ち新たに生きられたら。