_eyeronyだけが愛だった_

笑えない過去と、それからの事

浮世

一ヶ月、浮世離れした暮らしをすることになった。その先はどうなるのか分からないけど思い描くようにいけば良いなと漠然と考えるばかりでそれよりも今は落ちる事がなかった体重が短期間で一気に減少した事やそれに伴う不調、これ以上悪くしてはいけない焦りでいっぱいいっぱいなところがある。でも一ヶ月という時間を体のために使って良くなった事でほんの少し気が楽になった。同時に申し訳なさでどうしようもない気持ちにも。そんな不安を、そんな気持ちを本当は外に排出したかった。でも安心して排出できるところなど無いんだな、という事に気付いた時孤独も感じたしでもこの孤独こそが本来の状態なのだと思った。いい加減嫌気がさしてさしてたまらないなと思った決定打。言葉で何か言われるならまだ良かった。でも記号1つで人の不調ばかりにいいね、と送ってくる人間がもう虫唾が走る、気持ち悪い、完全に拒絶した気持ちになってしまった。普段から何に対しても記号を送る人にはそんな事はあまり思わない、けど、普段は少しも何の反応も無い人間がそういう負の感情ばかりを収集するように、いいね、としてくるその所作が私にはもう理解出来ない、理解したくもない。言葉の意味を分かっているのか分かっていないのか。正直そんな事も分からない人間と関わりなんて少しも持ちたくない。そこまで思ってしまった。だからもう私は良かったことも悪かったこともそういう人間のいる場所には少しも共有しないと決めた。良かったことも悪かったこともそんな風に扱われるなんてごめんなんだよ。本当の幸せも楽しさも苦しさも辛さも、玩具にされるくらいなら全部しまっておくか、本当に話そうと思えた人にだけ直接話した方がいいんだなって。そう思った。